7.2. init レベルをテキストレベルに変える

画面がないサーバーで X ウィンドウシステム を動かしても、ほとんど意味がありません。 /etc/inittab を編集して、 initdefault を含んでいる行を見つけて下さい。以下のような行です。

id:5:initdefault:

そしてデフォルトのランレベルを、 5 (X ウィンドウが動作しているマルチユーザー)から 3 (マルチユーザー)に変更して下さい。

id:3:initdefault:

付属のキーボード・モニターで X ウィンドウ セッションが必要なことがあれば、 startx コマンドを使えばいいのです。

ランレベルと Red Hat の kudzu: シリアルデバイスをコンソールに使っている場合、 kudzu は、 inittabinitdefault エントリを自動的に更新するので、 ランレベル 3 を使うようになります。

7.2.1. X を動かし続ける

シリアルコンソールが付いていて、 付属のモニターが無いコンピュータでも、 時にはやはり X ウィンドウシステム を動かす必要があります。 例えばそのコンピュータは、数多くの X 端末のホストをしているかも知れません。

そのような場合は、コンピュータをランレベル 5 のままにして、 どの付属のモニターに対しても X サーバーを動かさないで下さい。 このためには /etc/X11/xdm/Xservers を変更します。コロンで始まる行はどれも削除して下さい (コロンは、ローカル機で動いている X サーバーを示しています)。 Figure 7-2 に、 変更前の Xservers ファイルを示してあります。

Figure 7-2. Red Hat Linux 7.2 の Xservers

:0 local /usr/X11R6/bin/X

オペレーティングシステムが GNOMEgdm を使っている場合は、その設定ファイル /etc/X11/gdm/gdm.conf を変更して下さい。 [servers] セクションから、 ローカルの X に関するエントリはいずれも削除します。 Figure 7-3には、 変更前の [servers] セクションを示してあります。

Figure 7-3. Red Hat Linux 7.2 の gdm.conf にある [servers] セクション

[servers]
0=/usr/bin/X11/X