JF Linux Kernel 3.x/2.6 Documentation: /usr/src/linux/Documentation/networking/cops.txt

networking/cops.txt

Linux の COPS LocalTalk ドライバの情報 [プレインテキスト版]


Linux の COPS LocalTalk ドライバ (cops.c) 用のテキストファイル
        著者:Jay Schulist <jschlst@samba.org>
    日本語訳:野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>

このドライバには Dayna と Tangent という2つのモードがあります。
各モードはカードの種類に一致します。主なカードは2種類あることが判って
おり、他のすべてのカードはこれらと同じで名前だけが違うか IO ポートを多
く使うといったぐらいの些細な違いです。このドライバがテストされるにつれ
て、どのカードがサポートされているのか、もっとはっきりと正確になるでしょ
う。

現状で、以下のカードは COPS ドライバで動作することが判っています。
LT-200 カードは DL2000 カードよりやや能力に制限があります。DL2000 は非
常にうまく動作し、たくさんの人々に使われています。

TANGENT ドライバモード -
	Tangent ATB-II, Novell NL-1000, Daystar Digital LT-200
DAYNA ドライバモード -
	Dayna DL2000/DaynaTalk PC (ハーフレングス), COPS LT-95,
	Farallon PhoneNET PC III, Farallon PhoneNET PC II
モードが判っていないけれどひょっとしたら動くカード -
	Dayna DL2000 (フルレングス)

COPS ドライバの初期値は Dayna モードです。両方のモードサポートでドライ
バを構築している場合、ドライバのモードを変更するために insmod が使え、
board_type=1 で Dayna モードに、board_type=2 で Tangent モードになりま
す。

** ドライバをロードする方法
modprobe を次のように使います - /sbin/modprobe cops.o (IO #) (IRQ #)
すべてのオプションを指定しなければ、ドライバは IO = 0x240, IRQ = 5 を
使おうとします。自動探査の場合、現状ではカード用に IRQ 5 しか使われま
せん。

複数の LocalTalk カード用に複数の COPS ドライバをロードするために、以
下に示すいずれかの方法でできます。

insmod cops io=0x240 irq=5
insmod -o cops2 cops io=0x260 irq=3

もしくは、lilo.conf の中に次のような記述をします -
	append="ether=5,0x240,lt0 ether=3,0x260,lt1"

そして、ifconfig でインターフェースを起動します。次のように見えるよう
になります。
lt0       Link encap:UNSPEC  HWaddr 00-00-00-00-00-00-00-F7-00-00-00-00-00-00-00-00
          inet addr:192.168.1.2  Bcast:192.168.1.255  Mask:255.255.255.0
          UP BROADCAST RUNNING NOARP MULTICAST  MTU:600  Metric:1
          RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 coll:0

** Netatalk の設定
cops.c ドライバと動作させるために、atalkd に次のような設定の必要があり
ます。 

* 一枚の LTalk カードを使う場合
dummy -seed -phase 2 -net 2000 -addr 2000.10 -zone "1033"
lt0 -seed -phase 1 -net 1000 -addr 1000.50 -zone "1033"

* Ethernet と LocalTalk のカードを使う場合
eth0 -seed -phase 2 -net 3000 -addr 3000.20 -zone "1033"
lt0 -seed -phase 1 -net 1000 -addr 1000.50 -zone "1033"

* 複数の LocalTalk カードと一枚の Ethernet カードを使う場合
* 順番が重要のようで、Ethernet カードを最後にします。
lt0 -seed -phase 1 -net 1000 -addr 1000.10 -zone "LocalTalk1"
lt1 -seed -phase 1 -net 2000 -addr 2000.20 -zone "LocalTalk2"
eth0 -seed -phase 2 -net 3000 -addr 3000.30 -zone "EtherTalk"

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