JF Linux Kernel 3.x/2.6 Documentation: /usr/src/linux/Documentation/cpqarray.txt

cpqarray.txt

Compaq の SMART2 インテリジェントディスクアレイコントローラの使用に関する情報 [プレインテキスト版]


このドライバは Compaq の SMART2 インテリジェントディスクアレイコントロー
ラ向けです。

サポートされるカード -
----------------------

このドライバは次のカードで動作実績があります -

        * SMART (EISA)
        * SMART-2/E (EISA)
        * SMART-2/P
        * SMART-2DH
        * SMART-2SL
        * SMART-221
        * SMART-3100ES
        * SMART-3200
        * Integrated Smart Array Controller
        * SA 4200
        * SA 4250ES
        * SA 431
        * RAID LC2 Controller

さらに、実に古いディスクアレイアダプタでも動作するはずですが、私はこれ
らのカードを試験できません -

        * IDA
        * IDA-2
        * IAES

インストール -
--------------

このデバイスを利用するために、ローダブルモジュールを使う場合でも、新し
いカーネルを構築する必要があります。

2.2.x カーネルにパッチを当てます -

# cd linux
# patch -p1 <smart2.patch

次に Compaq SMART2 Disk Array support を有効にし、新しいカーネルを構築
します。
ディスクアレイデバイス用のデバイスノードを作成します -

# mkdev.ida [ctlrs]

ここで ctlrs はあなたが持っているコントローラの数です (指定されない場
合、1 がデフォルトになります)。

EISA コントローラ -
-------------------

EISA コントローラを使いたい場合、insmod や lilo にパラメータを与えなけ
ればならないでしょう。ドライバをカーネル内に組込むなら、ブート時にコン
トローラの IO ポートアドレスを与えなければなりません (IRQ の指定は必要
なくなりました)。二枚の SMART-2/E コントローラが EISA スロットの 1 と
2 にあるとすれば、次のようなブートの引き数を与えなければなりません -

        smart2=0x1000,0x2000

ドライバをモジュールとしてロードするなら、次のようなロードの引き数を与
えなければなりません -

        insmod cpqarray.o eisa=0x1000,0x2000

同時に EISA と PCI のアダプタを使用できます。

ブートする -
------------

ディスクアレイからブートしたければ、修正された lilo の使用が必要になり
ます。その lilo のバージョンでは、Compaq のディスクアレイデバイスを知
る方法が判るように、コードが単に追加されました。

デバイスの名前付け -
--------------------

/dev の中に ida デバイス用のエントリがいくつか必要です。mkdev.ida スク
リプトはデバイスノードを自動的に作ることができます。現状デバイスの設定
は以下の通りです -

メージャー番号 -
        72      ida0
        73      ida1
        74      ida2
        など...

マイナー番号 -
        b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0
        |----+----| |----+----|
             |           |
             |  パーティション ID (0=デバイス全体, 1-15 パーティション)
             |
             +- 論理ボリューム番号

推奨されるデバイスの名前付けのスキームは -
/dev/cciss/c0d0           コントローラ 0, ディスク 0, デバイス全体
/dev/cciss/c0d0p1         コントローラ 0, ディスク 0, パーティション 1
/dev/cciss/c0d0p2         コントローラ 0, ディスク 0, パーティション 2
/dev/cciss/c0d0p3         コントローラ 0, ディスク 0, パーティション 3

/dev/cciss/c1d1           コントローラ 1, ディスク 1, デバイス全体
/dev/cciss/c1d1p1         コントローラ 1, ディスク 1, パーティション 1
/dev/cciss/c1d1p2         コントローラ 1, ディスク 1, パーティション 2
/dev/cciss/c1d1p3         コントローラ 1, ディスク 1, パーティション 3
======================================================================
日本語訳:野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>
    校正:境真太郎さん <s_sakai@mxn.mesh.ne.jp>

Linux カーネル 3.x/2.6 付属文書一覧へ戻る