ThinkPad 530CS で Linux

やまだ てつやす

tetsu@cauchy.nslab.ntt.jp

あべ ひろのぶ

hironobu@ap.isl.melco.co.jp

v1.01, 1996/02/09

Revision History
Revision 1.011996年2月9日
この文書
Revision 1.001996年2月2日
pre Release

この文書は筆者らが所有する ThinkPad 530CS に Linux をインストールした時に メモしたものをまとめたものです。これから ThinkPad 530CS で Linux をインス トールして使いたい人のヒントにでもなれば、と思ってとりあえず公開するこ とにしました。

Note: この文書はかなり以前に書かれたものなので、 いまどきの Linux 環境にはあてはまらない箇所があります。 (JF Project)


Table of Contents
はじめに
1. Slackware-3.0のインストール & XFree86の設定
1.1. 今回の実験台
1.2. ものの準備
1.3. Linux のインストール
1.4. 最低限の環境設定
1.5. X の環境設定
1.6. その他のケース
2. システムの設定 & JE-0.9.7j のインストール
2.1. kernel の再構築
2.2. pcmcia-cs の再設定
2.3. APM 対応のアプリケーション
2.4. JE-0.9.7jのインストール、設定
3. 設定ファイルの例
3.1. /etc/XF86Configの例
3.2. ~/.xinitcの例
3.3. ~/.fvwmrcの例
List of Examples
1-1. 図1 DOSパーティションの分割

Chapter . はじめに

この文書は筆者らが所有する ThinkPad 530CS に Linux をインストールした時に メモしたものをまとめたものです。これから ThinkPad 530CS で Linux をインス トールして使いたい人のヒントにでもなれば、と思ってとりあえず公開するこ とにしました。

また例によってのりだけで思い付いてから数日で作成したので間違いも多いと は思いますが、筆者らのマシンで挑戦したことの記録として、この文書と一緒 に成長して行く予定になっていますので(今後不定期にバージョンアップして 行く予定です)、何か情報がある方は上記 2 人までメールを下さい。

この文書に出会って皆さんの環境が少しでも良くなれば幸いです。 (あべ ひろのぶ)

この文書は以下の様な3章構成になっています。ただし、書き方は章によって 自由ですし、内容に一貫性が無い部分があるかも知れませんが御了承下さい。

  第1章   Slackware-3.0のインストール & XFree86の設定 (やまだ)
  第2章   システムの設定 & JE-0.9.7jのインストール    (あべ)
  第3章   設定ファイルの例                            (やまだ)


Chapter 1. Slackware-3.0のインストール & XFree86の設定

従来は、「PCMCIA のスロットを持ったサブノート PC に Linux をインストール する際は、Ethernet カードを用いて NFS で行なうのが楽だ」と言われていまし た。ところが、PCMCIA の SCSI カード対応の boot/rootdisk が作られるに至って、 今や SCSI の CD-ROM からのインストールの方が簡単になってしまいました。

PCMCIA の SCSI カードと SCSI の CD-ROM ドライブが手元にある(または人から借 りて来られる)人は、ぜひ CD-ROM からのインストールを試してみて下さい。

本章では、ThinkPad530CS (以下 530CS )に、PCMCIA の SCSI カードと CD-ROM ドラ イブを用いて、Slackware-3.0 と XFree86 をインストールする方法を説明します。

CD-ROM としては、LASER5 から出されている、「LINUX+JE4(1995/12)」(以下 JE^4 )を使います。この CD-ROM には、Slackware-3.0、JE0.9.7 が含まれています。

  「LINUX+JE4(1995/12)」
  発売元: LASER5出版局
  〒101 東京都千代田区外神田3-6-10 S.C.Cビル2F
  TEL 03-5256-1663
  FAX 03-5256-5524

Ethernet カードを用いた NFS でのインストール方法、ThinkPad 230Cs (以下 230Cs )や Canon INNOVA へのインストール方法については、違う点だけ別に解説 します。


1.1. 今回の実験台

  • 530CS 本体

    2607-7FK(メモリ=20MB,HD=700MB,Windows95プレインストールモデル)

  • PCMCIA の SCSI カード

    Qlogic Fast!SCSI PCMCIA-10
    Adaptec SlimSCSI (APA-1460)

  • CD-ROM ドライブ

    Logitec LCD-M500(SCSI, 2倍速)
    外付けアクティブターミネータ

内蔵HDは、

  • Windows3.1+DOS のみ

  • Windows95 のみ

のどちらかの使い方をしていると仮定しています。複数の OS を入れている人は、 それなりのスキルがあると思いますので、本文を適宜読みかえて下さい。

ディスクドライブの DOS 上での名称.

フロッピーディスク (FD):ドライブ A
内蔵ハードディスク (HD):ドライブ C
外付け CD-ROM ドライブ (CD):ドライブ D


1.2. ものの準備

[用意するもの]

  1. 530CS

    Windows 3.1, Windows 95 モデルのどちらでも可。
    OS/2 モデルのことは分からない(持ってないので)。

  2. PCMCIA の SCSI カード(以下のものは実績あり)

    Qlogic Fast!SCSI PCMCIA-10
    Adaptec SlimSCSI (APA-1460)
    New Mesia Bus Toaster SCSI

  3. SCSI の外付け CD-ROM ドライブ

    SCSI カードのケーブルとコネクタの形状が合うかチェック。ターミネータパ ワーを供給できるものであること。

  4. FD (2HD を 3 枚以上)

  5. JE^4


1.2.1. FD の準備

  1. boot/rootdisk

    PCMCIA 用 boot/rootdisk を以下から持って来ます。 ftp://ftp.kuis.kyoto-u.ac.jp/Linux/NotePC/pcscsi20i.gz

    これを、

      C:> GZIP.EXE -DV PCSCSI20.GZ

    として解凍し、RAWRITE で FD に書き込みます。GZIP は、JE^4 の中ならば、 /install/gzip.exe にあります。

    FD に書き込みプロテクトをして「Slackware-3.0 boot/rootdisk(pcscsi20i)」 とでも書いておきます。

  2. FIPS用FD

      C:> FORMAT A: /S

    で、DOS の起動用FDを作成し、その中に、JE^4 の中の /tools/fips12.zip を解凍し たものをコピーします。

    FD に書き込みプロテクトをして「FIPS12」とでも書いておきます。

  3. SVGA_for_230.tar.gz

    230Cs 用パッチキットから、LCD画面関係のツールを持って来ます。 ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/OS/Linux/TP230CS/230kits/SVGA_for_230.tar.gz

    これを、フロッピーディスクにコピーしておきます。


1.2.2. HD の準備

これ以降の作業は、途中でバッテリ切れが起きないよう、AC アダプタを付け て行なって下さい。

  • [バックアップ]

    530CS の HD に入れてある、自分の作成したファイルについては、必ずバッ クアップを取って下さい。

    HD 内には、DOS,Windows, ThinkPad 専用プログラム,おまけソフトがプレイン ストールされています。念のためバックアップを取っておきましょう。 (これらは、最悪の場合でもお金を払えば手に入れられます)

  • [HDの整理]

    Linuxをインストールするために必要な HD の空き容量の目安は以下の通りで す(もちろん、使い方にもよります)。

    • X ウィンドウシステム(以下 X と略)を使わないなら

      50MB以上

    • X を使うなら

      140MB以上

バックアップを取ったならば、不要なファイルは思い切って消しましょう。 使わないなら、Windows を消すのも手です。これによりかなりの容量の空きが できます。

HD の整理にあたっては、いくつか注意事項があります。

  • (注1) DOS ぐらいは動くようにしておく。

    Linux が動くようになってからも、内蔵 DSP や高度省電力機能 (APM) の設定変 更などのために DOS 上のプログラムが必要です。DOS が立ち上がるために必要な 最低限のファイルと、以下のプログラムは消さないで下さい。

    消してはいけないもの

      DOS             : 立ち上がる程度でいいです。
      DEFRAG.EXE      : 後で使います。
      PS2.EXE         : APM、シリアルポートの設定等
      MWGAMES.EXE     : 内蔵DSPのサウントブラスターモード設定/解除

  • (注2) ハイバネーションファイルを作成しておく。

    530CS では、メモリの内容を HD に書き込むことで、電気を全く消費すること なく、作業状態を保存しておくことができます。この機能をハイバネーション と呼びます。

    530CS のハイバネーション機能では、メモリ内容を DOS のパーティション中 にある、ハイバネーション用のファイル(見えないファイル)に書き込みます。 このため、DOS パーティションがなかったり、あったとしてもその中にハイバ ネーションファイルがなかったりすると、ハイバネーションは失敗に終ります。

    普通はハイバネーションファイルがすでにあるはずですが、念のため、作っ ておきます。

    ハイバネーションファイルの作成法は、HD が C ドライブの場合、PS2 コマンド を HFILE C オプションを付けて呼び出します。メモリ量+1MBぐらいのサイズの、 見えないファイル(pm_hiber.bin)ができます。

      C:\> PS2 HFILE C

    すでにある場合は、文句を言って来ますが別に問題ありません。

なお、メモリ量によってハイバネーション用ファイルの大きさも違うので、 後でメモリを増設した場合には、このコマンドを再実行する必要があります。 メモリ増設の予定のある場合、DOS パーティションの容量が足りなくならない ように注意して下さい。


1.2.3. DOSパーティションの最適化(DEFRAG)

DOSパーティションの後ろを切って空きのDOSパーティションとし、これを Linux用にします。

Example 1-1. 図1 DOSパーティションの分割

 ===================      ===================
                           DOSパーティション(使用)
                     FIPS      (400MB)
  DOSパーティション   →  -------------------
      (720MB)              DOSパーティション(空き)
                               (300MB)
 ===================      ===================

HD 上の DOS のファイルをきれいに上から詰めておかないと、空き容量の割に は Linux パーティションが小さくなってしまいます。

DEFRAG というプログラムが付いて来るので、これを実行します。DEFRAG は、

Windows95 ならば、
  スタート/アクセサリ/システムツール/デフラグ
  (場所は、C:\WINDOWS\DEFRAG)

Windows3.1ならば、Windowsを終了して、DOSで
  C:> C:\DOS\DEFRAG

あとは指示にしたがって、ハードディスクを最適化してください。


1.2.4. DOS パーティションを切り詰める(FIPS)

DOS パーティションを切り詰めるには、FIPS を使います。私が何度か使った 限りにはトラブルはありませんでしたが、ファイルを破壊する恐れがないとは 言えないので、重要なファイルのバックアップは必ず取っておいて下さい。

覚悟ができたら、FIPS 用 FD で起動し、FIPS を起動します。

  A:\> FIPS

あとは表示(英語)に従って作業を行なって下さい。使用中 DOS パーティション のサイズをいくつに詰めるかを聞かれるだけなので、カーソルキーで数値を変 えて、リターンを押せば終りです。

注: FIPS はパーティションの分割はできますが、結合はできません。DOS 用の エリアを切り詰め過ぎないよう注意して下さい。


1.3. Linux のインストール

1.3.1. ブート 〜 root でのログイン

boot/rootdisk を入れて起動します。boot: が出たらそのまま ENTER を押して 下さい。(以前のバージョンでは、ramdisk=2000 が必要でしたが、 今回はデフォルト 2000 になったみたいです。)

注: この時点では、キーマップが英語の 101 キーボード用になっているのでご 注意下さい。

rootdisk の内容も ramdisk に自動的に読み込んで最終的に login プロンプトが出 るので、root でログインします。

  slackware login: root


1.3.2. Linux パーティション作成 (fdisk)

無事に root でログインできたら、fdisk で Linux パーティションを作成します。 簡単に、swap と / に分けることとします。

 ===================       ===================
  DOSパーティション          DOSパーティション /dev/hda1
      (400MB)        fdisk      (400MB)
 -------------------  →   -------------------
  DOSパーティション(空き)    Linux-swap (20MB) /dev/hda2
      (300MB)                Linux-/    (280MB)/dev/hda3
 ===================       ===================

           図2 Linuxパーティションの分割

各パーティションの容量としては、

  • swap

    一般的に以下のように言われています。

    • メモリ量が16MB以下の場合=16MB

    • メモリ量が16MB超の場合 =メモリ量と同じ

    ここでは、メモリフル搭載(20MB)と仮定して、20MBのswapを作ることにします。

  • /

    残り全てを当てます。

fdiskの使い方については、JE^4のマニュアルを参照して下さい。

  # reboot

で再起動します。boot/rootdisk で立ち上げ、root でログインするところまで 進んで下さい。

fdisk で確認して以下のようになっていれば成功です。

  Disk /dev/hda: 32 heads, 63 sectors, 700 cylinders
  Units = cylindres of 2016 * 512 bytes

     Device Boot  Begin   Start    End  Blocks   Id  System
  /dev/hda1   *       1       1    394  397120+   6  DOS 16-bit >=32M
  /dev/hda2         395     395    415   21168   82  Linux swap
  /dev/hda3         437     437    700  266112   83  Linux native

おかしい場合は、fdisk をやり直して下さい。


1.3.3. CD-ROMドライブの認識

CD-ROM ドライブの SCSI-ID は 0〜6 の内のどれかにしておきます。CD-ROM ドラ イブをつなぐ際は、以下のように行ないます。

  1. CD-ROMドライブの電源を切る。

  2. SCSI カードと CD-ROM ドライブをケーブルで接続する。

  3. CD-ROM ドライブの電源を入れる。

  4. SCSI カードを 530CS に差し込む。

外す時はこの逆です。

差し込むと画面にいろいろ出て来ます。

Qlogic の Fast!SCSI の場合は、

  # Jan 28 15:23:38 cardmgr[25] initializing socket 0
  Jan 28 15:23:38 cardmgr[25]: socket 0: Qlogic FastSCSI
  Jan 28 15:23:38 cardmgr[25]: executing: '/sbin/insmod/lib/modules/1.2.13/pcmcia/qlogic_cs.o'
  Ql: Using present base address of 2e0
  Ql: Using present IRQ 3
  scsi0: Qlogic Driver version 0.43, chip 50 at 2E0, IRQ 3, TPdma:1
  scsi : 1 host.
    Vendor: SONY     Model: CD-ROM CDU-561    Rev: 1.7X
    Type:   CD-ROM                            ANSI SCSI revision: 02
  Detected scsi CD-ROM sr0 at scsi0, id 3, lun 0

AdaptecのSlimSCSIの場合は、

  # Jan 28 15:32:05 cardmgr[25] initializing socket 0
  Jan 28 15:32:05 cardmgr[25]: socket 1: Adaptec APA-1460 SlimSCSI
  Jan 28 15:32:05 cardmgr[25]: executing: '/sbin/insmod /lib/modules/1.2.13/pcmcia/toaster_cs.o'
  aha152x: processing commandline: ok
  detection complete
  aha152x: vital data: PORTBASE=0x340, IRQ=3, SCSI ID=7, reconnect=enabled, parity=enabled
  scsi0 : Adaptec 152x SCSI driver; $Revision: 1.6 $
  scsi : 1 host.
    Vendor: SONY     Model: CD-ROM CDU-561    Rev: 1.7X
    Type:   CD-ROM                            ANSI SCSI revision: 02
  Detected scsi CD-ROM sr0 at scsi0, id 3, lun 0

チェックのポイントは、

  • /sbin/insmod ...という行で、適切なドライバが 起動されていること。これが出ないと、カードが認識されていません。

  • Detected scsi CD-ROM ...という行が出ること。 出ない時は、CD-ROM ドライブの電源の入れ忘れ、SCSI-ID の不正、ターミネー タが接続されていない、などをチェックして下さい。


1.3.4. setup

ここからはデスクトップ機のインストール手順と同様です。

  1. Slackware のパッケージの入っている CD-ROM (JE^4 ならば DISK 2) を CD-ROM ドライブに入れる。

  2. setup を起動。

      # setup

  3. QUICK モードの選択

    QUICK を選び、QUICK モードにします。

  4. KEYMAP で 106 キーを選択

    101 キーのブラインドタッチのできる人でなければ、KEYMAP を選び、 j106-d.map.gz を選択します。ここでキーマップを選択しておくと、インストー ル後も 106 キーボードのキーマップが使えるようになります。

  5. ADDSWAP を選択

    質問に全て Yes と OK で答えます。最後に "CONTINUE WITH INSTALLATION?" と聞 いてくるので、Yes を選びます。

  6. root パーティションの指定

    /dev/hda3 を選びます。フォーマットの時は、Check を選んで 不良ブロックをチェックすることをお勧めします。INODE DENSITY は 4096 でいい です。

  7. DOS パーティションのマウント

    /dev/hda1 が DOS パーティションだけどマウントするか、と 聞いてくるので、Yes と答え、/dev/hda1 を指定します。 どこにマウントするかは、/dosc などと 答えます。他のパーティション名を聞いてきたら q で進みます。

  8. ソースメディアの選択

    5 の Install from CD-ROM を選びます。どの CD-ROM かと聞いてくるので、scan を選ぶと /dev/scd0 が検出されます。JE^4 の場合は、 slakware を選びます。

  9. ディスクセットの選択

    後で JE を入れるつもりの人は、以下のもの-以外-を選択します。HD の空き容 量が少ないならば、更に減らす必要があるかも知れません。

      [CUS](関係ない)
      [E]  (JEにある)
      [K]  (2章で新しいカーネルを入れるため、ここでは入れません)
      [Q]  (Ethernet接続をしないなら不要)
      [T]  (JEにある)
      [TCL](JEにある)
      [XD] (HDの節約のため。入れてもいいです)
      [XV] (HDの節約のため。入れてもいいです)

  10. 各ディスクセット毎のパッケージ選択

    各自の好みに合わせて選択します。分からない場合は、インストールするこ とにしておけば問題ありません。

    各ディスクセット毎の注意事項だけ書きます。

      [A]   カーネルはscsiかidenetかのどちらか一方だけを選ぶ。
            pcmciaは、2章で入れ換えるので入れない。
            Xをインストールするならば、gpmを-入れない-こと。
      [AP]  得になし
      [D]   Cコンパイラは、今後のプログラムのインストールのために必須です。
      [F]   得になし
      [N]   得になし
      [X]   Xサーバは、x312svgaを選択。
            その他のプログラムなど(次の面)は、できるだけ全部入れる。
      [XAP] 得になし
      [Y]   doomは、内蔵DSPの動作確認に使えるので、ぜひ入れること:-)。
            bsdgamesを入れると、fortuneがインストールされ、loginのたびにメッ
            セージが表示されるが気にしないこと(/etc/profile, /etc/csh.login
            をいじれば止められます)。

  11. コンフィグレーション

    勢いに乗って設定までしてしまいましょう。特に注意する点だけ書きます。

    • マウスの種類は、PS/2(C&T 82C710 or PS/2)を選ぶ。

    • 内蔵モデムはデフォルトでは COM2 です。スピードも 38400 でいいと思います。 内蔵モデムが使えたという報告はまだ聞いていません。ぜひトライして下さい。

    • ネットワークの設定は、loop back only を選ぶ。PCMCIA の Ethernet カードの 設定はここではできませんので。

    • gpm を入れるかどうか聞いてくるので、X を入れる人は NO を選ぶ。

    • LILOのインストールは、
        Beginを選択、<Enter>だけ入力
        Linuxを選択、/dev/hda3を指定。
        DOSを選択、/dev/hda1を指定。
        Installを選択、MBRを選択、時間は5秒を選択。

    これでインストールは終りです。SCSI カードを抜き、フロッピーを抜いて、 いったん電源を OFF してみましょう。急に電源スイッチを押さず、次の手順に 従って下さい。

  12. 電源 OFF の際の心得

    Linux はマルチタスクの OS なので、特に作業を行なっていない時でも、裏で 動いているプロセスが HD への書き込みを行なっていることもあります。また、 HDに書き込んだつもりのデータが、まだキャッシュ(メモリ)上にあり、HD へは 書き込まれていないこともあります。このため、急に電源を切るとHDの内容が 破壊されたり、矛盾を起こしたりすることがあります。

    電源を切る時は、root でログインして、

      # shutdown -h now

    と打ち、しばらく待って、
      System halted
      INIT: No more processes left in runlevel 0
    の両方が表示されてから、電源スイッチを押して下さい。

  13. 正常に起動するかの確認

    電源を ON するか、DOS や Windows 上で再起動を行なうと、LILO が起動されます。

    LILO: とプロンプトが出て、放っておくと Linux が立ち上がります。root 以 外のアカウントはまだ無いので、root でログインして、reboot を実行しましょ う。

    LILO: と出たところで、タブキーを押すと、Linux DOS と表示されるので、 DOS<Enter> と打って、DOS パーティションの中の OS が立ち上がるかチェックしましょう。この例では Windows95 が無事に立ち上がり ました。


1.4. 最低限の環境設定

1.4.1. root のパスワードの設定

root は既に登録されていますが、パスワードが空っぽです。root のパスワー ドを忘れるとちょっと面倒ですから、慎重に設定します。

setup の KEYMAP で 106 キーボードを選択した人はいいのですが、そうでない場 合、キートップの文字と違う文字が入力されることになります。少し打ってみ て、特に記号のキー(括弧や=+-/*など)で思った通りの文字が出るかどうか確 認してからパスワードの設定に移ります。

root のパスワードを設定するには、root でログインして、passwd コマンドを実行します。

  # passwd

  Enter new password:       <Enter>
                      ^^^^^^見えません
  Re-type new password:     <Enter>
                      ^^^^^^見えません


1.4.2. ユーザの登録

いつも root で作業をするのは危険なので、adduser を実行し、 一般のユーザの登録をします。

  # adduser

質問に答えて行くと、/etc/passwd にユーザ名が登録され、 /home にディレクト リが作られ、基本的な設定ファイルがコピーされます。今後はできるだけ root での作業は行なわないようにしましょう。

以降、% のプロンプトで一般ユーザ、# の プロンプトで root を示します。


1.5. X の環境設定

1.5.1. X サーバの選択と XF86Config の作成 (xf86config)

xf86config を起動し、/var/X11R6/bin/X のシンボリックリンク(XF86_SVGAへ)と、/etc/XF86Config の作成を行ないます。

  # xf86config (rootで実行)

途中で失敗したら、/etc/XF86Config を消してから xf86config を再実行します。

530CS では、以下の設定で作成した XF86Config に、1行書き 加え、1行修正するだけで動きます。

  マウスの種類		  : PS/2 Mouse
  Emulate3Buttons	  : y
  Mouse device		  : <Enter>
  ... for the Alt keys?	  : n
  hsync			  : 31.5 (一番低いのを選択)
  vsync			  : 40-150 (一番狭いのを選択)
  monitor definition	  : <Enter>
  vendor name		  : <Enter>
  model name		  : <Enter>
  look at... card database: y
  card definition	  : Cirrus Logic GD62XX (laptop)
  Xサーバ		  : XF86_SVGA
  set the symbolic link?  : y
  set in /var/X11R6/bin?  : y
  video memory		  : 512K
  card definition	  : <Enter>
  vendor name		  : <Enter>
  model (board) name  	  : clgd6205(後で探しやすくするため)
  clock chip		  : <Enter>
  X -proveonly now?	  : y
  resolution		  : 全て640x480にする
  write it to /etc/XF86...: y

できあがった /etc/XF86Config の中から clgd6205 という 行を探し、その後ろに1行追加します。

    Boardname	"clgd6205"
    Chipset	"clgd6205" ← 追加
    #VideoRam	512

Section "Screen" 中で、Driver "svga" とあるところの、
    Virtual     800 600

という行を、
    Virtual     640 480
と直します。

これで準備は半分 OK です。一度 X を起動してみます。ログをファイルに落し ておいた方が後で確認できます。

  % startx >& startx.log

と打つと、派手な水色の画面が出て来ます。まだカーソルを動かすとチラチラ しますが、これは後で直すことにします。

出て来ない場合は、X サーバのシンボリックリンクが間違っているか、 XF86Config の内容がおかしいので、以下のことをチェック します。

  1. startx を起動したディレクトリの中に /etc/XF86Config とは別の XF86Config がありませんか?あったら消すかリネームしておきます。

  2. startx.log の中を見て、
      SVGA: server for 8-bit colour SVGA ....
    という行がありますか? 無ければ、X サーバのシンボリックリンク先が XF86_SVGA になっていません。

      % ls -l /var/X11R6/bin/X

    で確認して下さい。

  3. startx.log の中を見て、
      (**) SVGA chipset:  clgd6250
    という行がありますか? 無ければ、/etc/XF86Config が 間違っています。
      Chipset "clgd6205"
    という行があるかどうか確認して下さい。

    これでもだめな時は、パートIII の XF86Config のサンプル を /etc にコピーして下さい。


1.5.2. ビデオチップのクロックの設定(vgaclk0)

画面のちらつきを直すためには、X サーバ (XF86_SVGA) のソースにパッチを当 てて make しなおすか、vgaclk0 というプログラムを root で実行するかのどちら かを行ないます。

外付けディスプレイをつなぐ場合も考えると、vgaclk0 を使用するほうが便 利だと思います。

フロッピーに入れておいた、SVGA_for_230.tar.gz を持って 来て、

  % tar zxvf SVGA_for_230.tar.gz
  % cd SVGA_for_230/ktakagi/gdset
  % make
  % su (rootになる)
  # make install (rootで)

これで、

  • /usr/local/bin/gdset

  • /usr/local/bin/vgaclk0

がインストールされます。setuid をする必要があるため、root でインストール しなくてはなりません。

/usr/lib/X11/xinit/xinitrc.fvwm をホームに .xinitrc という名前でコピーして来ます。

  % cp /usr/lib/X11/xinit/xinitrc.fvwm ~/.xinitrc

そして、#!/bin/bash の行の後ろに、以下のように3行を加えます。

  #!/bin/bash
  if [ -x /usr/local/bin/vgaclk0 ]; then  ← 追加
  	  /usr/local/bin/vgaclk0	  ← 追加
  fi					  ← 追加

これで、X を起動すると、もうちらつきません。

fvwm の設定を変えたい時は、 /usr/lib/X11/fvwm/sample_configs/system.fvwmrc などを、 ホームに .fvwmrc という名前でコピーしてから修正します。


1.6. その他のケース

1.6.1. NFS でのインストールのしかた(差分のみ)

Ethernet に接続できる環境の人は、新しく買うならば、SCSI カードではなく、 Ethernet カードを買うことをお勧めします。UNIX マシンは、ネットワークで接 続されてこそ本来の味が出ます。

  • Ethernet カード

    PCMCIA の Ethenet カードとしては、以下のものが動作確認済みです。

    3Com3c589b
    AcctonEN2212(とその互換品)
    MelcoLPT-T
    IBMEthernet PCMCIA Card II (Credit Card Ethernet Adapter)

  • NFS のしかた

    1. ホストマシンの /etc/hosts に、530CS の IP を登録。

    2. ホストマシンの /etc/exports に、CD-ROM のエントリを 加える。

    3. nfsd を起動 (Sun の場合は exports の実行)。

詳しくは「ノート PC への network からの LINUX インストール HOWTO」を読むと いいでしょう。

ソースメディアの選択の際に、Install via NFS を選択する以外は、CD-ROM からのインストールと同じです。


1.6.2. 16色カラーや、メモリの少ない機種の場合

メモリが 8MB 未満(4MB)の場合、pcscsi20i.gz は使えません。また、 pcscsi20i.gz では、16 色カラーのマシンで表示が見にくい場合があります。モ ノクロ表示で英語版の pcscsi14.gz がありますので、こちらを使って下さい。

  ftp://ftp.kuis.kyoto-u.ac.jp/Linux/pc-rootdisk-15Nov95/pcscsi14.gz

scsinet1 を boot ディスクとし、boot プロンプトに対して、何も入力せずに Enter を押します。

  boot: <Enter>
  VFS: Insert ramdisk floppy and press ENTER

と出たら、pcscsi14.gz の FD と入れ換えて、ENTER を押します。

106 キー対応もありませんので、setup の KEYMAP で 106 キーを選択できません。 インストール後、2章のキーマップの変更法を見て自分で設定して下さい。


1.6.3. 230Csの場合

  • ディスクのジオメトリ

    boot プロンプトに対して、ディスクのジオメトリを入力しなければならない ことがあります。不要な場合もあります(BIOS バージョンの違いか?)。

      boot: hd=cyls,hds,secs

    Cylinders, Heads, Sectors に入れるべき数値(ディスクのジオメトリ)は、DOS で QCONFIG を実行することで調べることができます。

      C:> QCONFIG /D | MORE

    Windows95 に QCONFIG 相当のプログラムがあるかどうか分かりませんが、FIPS で数値を調べることもできます。

    LILO のインストールで Begin の時に、

      hd=Cylinders,Heads,Sectors

    を入力します。


1.6.4. Canon INNOVA の場合

  • ハイバネーション用パーティション

    ディスクが最初から 2 パーティションに分けられており、後ろの方がハイバ ネーション用のパーティションとなっています。これは消さないようにして、 前の方の DOS パーティションをFIPSで詰めます。

  • XFree86 の設定

    X サーバは XF86_VGA16 を選択し、チップセットは Trident の TVGA9000 を選びます。

    ちょっとコツがいるので、以下を参照して下さい。

      http://www.yy.cs.keio.ac.jp/contrib/sanpei/how2800x600.html
      ftp://ftp.phys.keio.ac.jp/pub/XFree86/800x600/800x600LCD-0.01.tar.gz

(やまだ てつやす)


Chapter 2. システムの設定 & JE-0.9.7j のインストール

前章で pcmcia 接続した外付け CD-ROM から Slackware-3.0 のインストールを行な いました。Slackware-3.0 でインストールされる pcmcia パッケージは 2.6.3 で Accton 互換の NIC カードでの利用で問題があるので、この際に新しいバージョ ンする方法について説明します。

本章の最後で、JE^4 の CD-ROM から JE-0.9.7j をインストールする方法について 説明します。


2.1. kernel の再構築

Slackware-3.0 でインストールされた kernel のバージョンは古いのでまずは kernel の再構築を行なう必要があります。私は比較的安定しているということ で 1.3.57 をインストールすることにしました。

(筆者注)最新の kernel は 1.3.60 ですが、ここではまだ追い付いていないので 1.3.57 で紹介しています。

私は以下のファイル (kernelソース) を準備しました。

  • linux-1.3.42.tar.gz (UnixUser 1996.2 LibCD Vol.23)

  • patch-1.3.43.gz (ftp://ftp.tut.ac.jp/pub/Linux/packages/Kernel/v1.3)

  • patch-1.3.44.gz

  • patch-1.3.45.gz

  • patch-1.3.46.gz

  • patch-1.3.47.gz

  • patch-1.3.48.gz

  • patch-1.3.49.gz

  • patch-1.3.50.gz

  • patch-1.3.51.gz

  • patch-1.3.52.gz

  • patch-1.3.53.gz

  • patch-1.3.54.gz

  • patch-1.3.55.gz

  • patch-1.3.56.gz

  • patch-1.3.57.gz

再構築の方法は、kernel のソースツリーを /usr/src/linux します。要領は、 『るんるん Linux 』の 265 ページに準拠しました。

  # cd /usr/src
  # tar zxvf linux-1.3.42.tar.gz
  # gzip -dc patch-1.3.43.gz | patch -p0


  # gzip -dc patch-1.3.57.gz | patch -p0

これを行なうことで 1.3.57 の kernel のソースツリーが /usr/src/linux 以下に展開されます。

次は、kernel の再構築です。これも、『るんるん Linux 』の 264 ページに準拠し ました。1.3.57 では APM (Advanced Power Management) がすでに正式採用されて いますので特にパッチをあてませんでした。

  # cd /usr/src/linux
  # make config
  # make dep; make clean
  # make zlilo
  # rdev -R /vmlinuz 1 (必要無いけど)

次に、module(*.o) をインストールしました。

  # make modules
  # make modules_install

ここで重要なのはもちろん config の設定ですが、1.3.57 は [y/n/m] で選択するものがかなり多く占めています。y は kernel に組み込むドライバ、 n は組み込まないもの、m はモジュールとして組み込むものです。

1.3.57 から kerneld が標準になっています。kerneld はモジュール化されたドラ イバの load/unload を自動的に行なうデーモンです。したがって、ほとんどの ものがモジュール化できるようなので、個人的には日頃余り使わないが、必要 なドライバはモジュール化して kernel サイズを小さくすることをお勧めします。

その他の細かい設定はデスクトップマシンの場合と変わらないので、詳しくは Documentation の下の、Configure.help をご覧下さい。

重要なところでは pcmcia-cs 関係で CONFIG_MODVERSIONS を n にしました。また、 kerneld 関係で CONFIG_KERNELD を y にする必要があります。この際に、kerneld を選んだ場合、ext2fs までモジュール化すると、起動時にはまだ kerneld が上 がっていないときにルートファイルシステムをマウントしに行くとエラーにな りますので、今回は extsfs とか minixfs とかは kernel に組み込んでしまいまし た。 (/sbin/kerneldは/をマウントしないと実行できないので)

mouse や psaux (PS/2マウス) に関しても startx した時に自動で insmod しなかった です。なかなか新しいものを使うのは難しいな。

その他は、530CS では重要と思われる APM の関連だけ少しふれます。

私の 530CS では以下の設定で動いています。

  CONFIG_APM			  yes
  CONFIG_APM_IGNORE_USER_SUSPEND  no
  CONFIG_APM_APM_DO_ENABLE        yes
  CONFIG_APM_CPU_IDLE             yes
  CONFIG_APM_DISPLAY_BLANK        no
  CONFIG_WATCHDOG                 yes

注: (CONFIG_WATCHDOGをyesにした場合3つほど質問事項が増えます。)

この kernel を利用すると、APM 機能が有効になります。

また、kerneld を y にしてドライバをモジュール化した場合、起動時に kerneld を動かす必要があります。

1.3.57 以降に対応した kerneld は以下のパッケージに入っていますので、入手 してインストールしましょう。このパッケージは pcmcia-cs の再設定をする際 にも重要ですので必ずインストールして下さい。

modules-1.3.57.tar.gz (ftp://ftp.tut.ac.jp/Linux/packages/System)

  # cd /usr/src 
  # tar zxvf modules-1.3.57.tar.gz
  # cd modules-1.3.57
  # make
  # make install

最後は、kerneld を起動時にたちあげる為のrcファイルの設定です。今回は /etc/rc.d/rc.S の先頭に以下の行を追加しました。

  if [ -x /sbin/kerneld ]
  then
        /sbin/kerneld
  fi

これで設定完了です。早速マシンをリブートしてみましょう。ちゃんと動かな かった場合は、Slackware-3.0 をインストールした時に作製したブートディス クで起動して kernel の再構築を再度行なって下さい。


2.2. pcmcia-cs の再設定

APM 関係のアプリケーションの設定は、とりあえず後回しにして JE-0.9.7j の インストールに必要な pcmcia-cs パッケージのインストールについて先に説明し ます。

今回は以下のパッケージのインストールを行ないました。

  • pcmcia-cs-2.8.7.tar.gz
    (ftp://ftp.tut.ac.jp/Linux/packages/System/laptops/pcmcia)

  # cd /usr/src
  # tar zxvf pcmcia-cs-2.8.7.tar.gz
  # cd pcmcia-cs-2.8.7
  # make config
  # make dep
  # make all
  # make install

pcmcia-cs-2.8.7 では、ATA フラッシュディスクを使うことができるようになっ たみたいです(ただし α 版で kernel パッチが必要)。msdos フォーマットされた ものに関しての read/write が確認されています。

多分、PCMCIA HDD (TYPE III のもの) なども原理的にはこのドライバで動くと思 います。 (筆者は貧乏なのでそんな高価なものは買えません:-))

  • ide-1.3.57.patch
    (ftp://hyper.stanford.edu/pub/pcmcia/extras)

kernel 1.3.57 では、Slackware-3.0 をインストールしたままだと、ps や w など の proc 関係を使うコマンドが動きません。そこで procps パッケージをバージョ ンアップする必要があります。

私は procps-0.99.tgz (ftp://ftp.tut.ac.jp/Linux/packages/System) をイン ストールしました。Slackware-3.0 そのままだと make するのに問題がありまし たので、展開したときのバイナリをそのままインストールしました。今度暇な 時にでも確認してみましょう。

この状態でマシンをリブートすると pcmcia-cs パッケージが有効になりますの で、CD-ROM 経由で JE-0.9.7j のインストールを行なうことが出来るようになり ます。

Slackware-3.0 では /etc/rc.d/rc.M で pcmcia の初期化を行なっているのですが、 rc.M を編集しないと pcmcia 以降の処理が行なわれません!

  # Initialize PCMCIA devices:
  if [ -x /etc/rc.d/rc.pcmcia ] ; then
    . /etc/rc.d/rc.pcmcia start
  fi

上の . を外す必要があります。 (重要です)

  # Initialize PCMCIA devices:
  if [ -x /etc/rc.d/rc.pcmcia ] ; then
    /etc/rc.d/rc.pcmcia start
  fi


2.3. APM 対応のアプリケーション

2.1 で kernel を再構築する際に APM 機能を有効にしました。これで 530CS の APM 機能が有効になるのですが、これを利用したアプリケーションも利用することが 可能になります。

まずは APM の確認をしてみましょう。私のマシンでは以下のように表示されま した。

  /home/hironobu@popo% cat /proc/apm
  BIOS version: 1.1
  Flags: 0x03
  Entry f920:0 cseg16 f000 dseg 9fc0 cseg len 6e00, dseg len 400
  AC: on line
  Battery status: high
  Battery life: unknown
  Battery flag: 0x01
  Battery life: unknown

Battery life のところを少し追いかけたい気分になりますが、とりあえず先を 急ぎます。

私のマシンでは、以下のアプリケーションを準備しました。

  1. xbatt-1.0.tar.gz, xbatt.linux.diff.gz
    (ftp://theta.iis.u-tokyo.ac.jp/pub4/FreeBSD/2.0.5-RELEASE/ports/distfiles)

    FreeBSD 用のバッテリモニタとその Linux 用パッチです。X 上で動作します。 Linux 用のパッチによって proc からデータを取得します。

      # tar zxvf xbatt-1.0.tar.gz
      # zcat xbatt.linux.patch.gz | patch -p0
      # cd xbatt-1.0
      # xmkmf
      # make
      # make install

    xbatt.linux.diff.gz が入手できる a-ftp サイトをご存知の方は私まで連絡下さい。

  2. batt.el-0.2.1.tar.gz (Linux-ML)

    Mule から使うバッテリモニタです。X を利用している人は xbatt がありますが、 X をあげずに、kon 上で Mule などを立ち上げて使っている人には便利だと思いま す。

      # tar zxvf batt.el-0.2.1.tar.gz
      # cd batt.el-0.2.1
      # cd sample
      # make
      # cp showbatt /usr/local/lib/mule/19.28/i486-JE-linux/
      # cd ..
      # cp batt.el /usr/local/lib/mule/site-lisp/

    showbatt は C で書かれたものをコンパイルして使いました。また、インストー ルするディレクトリは JE-0.9.7j (後述) でインストールされる mule に合わせて あります。

    あと、~/.emacs を編集して以下の行を追加下さい。

      (load-library "batt")
      (show-batt)	

    batt.el をインストールする際に、/dev/apm_bios が無い場合はこれを作る必要 があるかもしれません。

    "cat /proc/devices" で apm_bios の major number をチェックします。私のマシンだと下の様に 63 番になっていました。

      Character devices:
       1 mem
       2 pty
       3 ttyp
       4 tty
       5 cua
       6 lp
       7 vcs
      10 mouse
      21 sg
      62 pcmcia
      63 apm_bios
    
      Block devices:
       1 ramdisk
       2 fd
       3 ide0
      11 sr

    # mknod /dev/apm_bios c 62 0

    としてデバイスファイルを作成して下さい。

  3. apmd-2.1.tar.gz (ftp://ftp.tut.ac.jp/Linux/packages/System/laptops/apm)

    このパッケージはどうも kernel-1.3.58 以降用のパッケージらしいですが、 1.3.57 で動かしました。

      # tar zxvf apmd-2.1.tar.gz
      # cd apmd-2.1
      # make
      # make install

    インストールされるプログラムは以下のものがありました。

    1) apm/proc/apm の内容のフォーマッタ。でも余り見やすくなってないです。
    2) apmdAPM BIOS をモニタリングするデーモン、状況をsyslogに出力する。 こんなの使うのは余りいそうにないです。
    3) xapmX 上のバッテリモニタ。530CS じゃ意味無い。battery life が 分からないので。

    こんなものはよっぽど好きな人でないと入れんでしょう。


2.4. JE-0.9.7jのインストール、設定

この章の最大の目的である JE-0.9.7j のインストール & 設定を行ないます。 PCMCIA SCSI 接続の外付け CD-ROM ドライブが使用できるようになっていますの で、インストールは簡単です。

まずは、外部 CD-ROM に JE^4 の Disk2 の CD-ROM を入れ、CD-ROM ドライブ、ケーブ ル、PCMCIA SCSI カード(私は adaptec SlimSCSI )を繋いで電源を入れます。

次に、530CS の PC カードスロットにカードを挿入します。『ピッ』と音がして カードが認識されます。これで SCSI CD-ROM ドライブが使用可能になります。

CD-ROM ドライブを mount してみましょう。

  # mount -rt iso9660 /dev/scd0 /cdrom
  # cd /cdrom
  # ls
  AUTOEXEC.BAT*  Introduction/  JG/	     rr_moved/
  CONFIG.SYS     JE@	        PCAT/	     slackware/
  Doc/	         JE-0.9.7j/     TMENU.ITM    slakware@
  IO.SYS         JF/	        TOWNS/	     tools/

と出て来れば大丈夫です。JE-0.9.7j のディレクトリに移りましょう。

  # cd JE-0.9.7j
  # ls
  00NEED_LIBC_5.0.9  ChangeLog	      JE-HOWTO.sjis	 packages/
  00README.eucj	     JE-HOWTO.eucj    accessories/	 sources/
  COPYING	     JE-HOWTO.jis     install/

詳しいインストールの仕方は JE-HOWTO を読まないと分からないのですが、JEを インストールしない限りは Linux 上で JE-HOWTO を読むことが出来ません。

とりあえずは install 以下をインストールします。

  # mkdir /install; cd /install
  # cp /cdrom/JE-0.9.7j/install/* .
  # sh jeinst.sh

これで install 以下 ( kon, ezinst, jkeytables ) がインストールされました。

ここで kon を起動すれば、JE-HOWTO を読むことが出来ますので、ここでは詳し い説明は割愛させて頂きます。

キーマップの設定は、私の 530CS では以下のコマンドを /etc/rc.d/rc.local で 起動しています。既に1章で j106-d をインストールしている人も、keymap の変 更が必要であるかどうかもう一度確認した方が良いでしょう。

  /usr/bin/loadkeys defkeymap j106-d cl2c-d k2esc-d

以上の手順で 530CS で Slackware-3.0 + JE-0.9.7j を使っています。

(あべ ひろのぶ)


Chapter 3. 設定ファイルの例

3.1. /etc/XF86Configの例

-------->8 begin -------->8 begin -------->8 begin -------->8 begin
# TP530CS用/etc/XF86Configの設定例
# @(#)$Id: 530deLinux.sgml,v 1.6 2002/10/03 11:42:44 mdk Exp $

# File generated by xf86config.

# **********************************************************************
# Refer to the XF86Config(4/5) man page for details about the format of 
# this file.
# **********************************************************************

# **********************************************************************
# Files section.  This allows default font and rgb paths to be set
# **********************************************************************

Section "Files"

# The location of the RGB database.  Note, this is the name of the
# file minus the extension (like ".txt" or ".db").  There is normally
# no need to change the default.

    RgbPath	"/usr/X11R6/lib/X11/rgb"

# Multiple FontPath entries are allowed (which are concatenated together),
# as well as specifying multiple comma-separated entries in one FontPath
# command (or a combination of both methods)
# 
# If you don't have a floating point coprocessor and emacs, Mosaic or other
# programs take long to start up, try moving the Type1 and Speedo directory
# to the end of this list (or comment them out).
# 

    FontPath	"/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/"
    FontPath	"/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1/"
    FontPath	"/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Speedo/"
    FontPath	"/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi/"
    FontPath	"/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi/"

EndSection

# **********************************************************************
# Server flags section.
# **********************************************************************

Section "ServerFlags"

# Uncomment this to cause a core dump at the spot where a signal is 
# received.  This may leave the console in an unusable state, but may
# provide a better stack trace in the core dump to aid in debugging

#    NoTrapSignals

# Uncomment this to disable the <Crtl><Alt><BS> server abort sequence
# This allows clients to receive this key event.

#    DontZap

# Uncomment this to disable the <Crtl><Alt><KP_+>/<KP_-> mode switching
# sequences.  This allows clients to receive these key events.

#    DontZoom

EndSection

# **********************************************************************
# Input devices
# **********************************************************************

# **********************************************************************
# Keyboard section
# **********************************************************************

Section "Keyboard"

    Protocol	"Standard"

# when using XQUEUE, comment out the above line, and uncomment the
# following line

#    Protocol	"Xqueue"

    AutoRepeat	500 5
# Let the server do the NumLock processing.  This should only be required
# when using pre-R6 clients
#    ServerNumLock

# Specify which keyboard LEDs can be user-controlled (eg, with xset(1))
#    Xleds      1 2 3

# To set the LeftAlt to Meta, RightAlt key to ModeShift, 
# RightCtl key to Compose, and ScrollLock key to ModeLock:

#    LeftAlt     Meta
#    RightAlt    ModeShift
#    RightCtl    Compose
#    ScrollLock  ModeLock

EndSection


# **********************************************************************
# Pointer section
# **********************************************************************

Section "Pointer"
    Protocol    "PS/2"
    Device      "/dev/mouse"

# When using XQUEUE, comment out the above two lines, and uncomment
# the following line.

#    Protocol	"Xqueue"

# Baudrate and SampleRate are only for some Logitech mice

#    BaudRate	9600
#    SampleRate	150

# Emulate3Buttons is an option for 2-button Microsoft mice
# Emulate3Timeout is the timeout in milliseconds (default is 50ms)

    Emulate3Buttons
    Emulate3Timeout    50

# ChordMiddle is an option for some 3-button Logitech mice

#    ChordMiddle

EndSection


# **********************************************************************
# Monitor section
# **********************************************************************

# Any number of monitor sections may be present

Section "Monitor"

    Identifier  "STF passive color LCD"
    VendorName  "Unknown"
    ModelName   "STF passive color LCD"

# HorizSync is in kHz unless units are specified.
# HorizSync may be a comma separated list of discrete values, or a
# comma separated list of ranges of values.
# NOTE: THE VALUES HERE ARE EXAMPLES ONLY.  REFER TO YOUR MONITOR'S
# USER MANUAL FOR THE CORRECT NUMBERS.

#    HorizSync   31.5
#    HorizSync	30-64         # multisync
    HorizSync	15-64         # multisync
#    HorizSync	31.5, 35.2    # multiple fixed sync frequencies
#    HorizSync	15-25, 30-50  # multiple ranges of sync frequencies

# VertRefresh is in Hz unless units are specified.
# VertRefresh may be a comma separated list of discrete values, or a
# comma separated list of ranges of values.
# NOTE: THE VALUES HERE ARE EXAMPLES ONLY.  REFER TO YOUR MONITOR'S
# USER MANUAL FOR THE CORRECT NUMBERS.

#    VertRefresh 50-70
    VertRefresh 40-100

# Modes can be specified in two formats.  A compact one-line format, or
# a multi-line format.

# 640x480
Modeline "640x480"	25.2    640  664  760  800    480  491  493  525
Modeline "640x480"	25.180	640  664  760  800    480  491  493  525
Modeline "640x480"	25      640  672  768  800    480  500  502  555
#*#Modeline "640x480"	25      640  672  768  800    480  490  492  525
#*#Modeline "640x480"	25      640  664  760  800    480  491  493  525
#*#Modeline "640x480"	25      640  656  752  800    480  490  492  525
#*#Modeline "640x480"	25      640  648  768  800    480  487  492  525

EndSection


# **********************************************************************
# Graphics device section
# **********************************************************************

# Any number of graphics device sections may be present

Section "Device"
    Identifier	"clgd6205"
    VendorName	"Cirrus"
    BoardName	"CL-GD6205"
    Chipset	"clgd6205"
    VideoRam	512
    Clockchip	"cirrus"
#*#    Clocks	25.00
#*#    Option	"noaccel"
#*#    Option	"no_bitblt"
#*#    Option	"dac_8_bit"
    Option	"clgd6225_lcd"
    Option	"linear"
EndSection

# **********************************************************************
# Screen sections
# **********************************************************************

# The Colour SVGA server

Section "Screen"
    Driver      "svga"
    Device      "clgd6205"
    Monitor     "STF passive color LCD"
    Subsection "Display"
        Depth       8
        Modes       "640x480"
        ViewPort    0 0
        Virtual     640 480
    EndSubsection
EndSection

# The 16-color VGA server

Section "Screen"
    Driver      "vga16"
    Device      "clgd6205"
    Monitor     "STF passive color LCD"
    Subsection "Display"
        Modes       "640x480"
        ViewPort    0 0
        Virtual     640 480
    EndSubsection
EndSection
-------->8 end -------->8 end -------->8 end -------->8 end -------->8


3.2. ~/.xinitcの例

-------->8 begin -------->8 begin -------->8 begin -------->8 begin
#!/bin/bash
# @(#)$Id: 530deLinux.sgml,v 1.6 2002/10/03 11:42:44 mdk Exp $

if [ -x /usr/local/bin/vgaclk0 ]; then
	/usr/local/bin/vgaclk0
fi

if [ -x $HOME/.Xdefaults ]; then
	/usr/X11/bin/xrdb $HOME/.Xdefaults
fi

if [ -x $HOME/.xmodmaprc ]; then
	. /usr/X11/bin/xmodmap $HOME/.xmodmaprc
fi

if [ ! -z $(type -path fvwm) ]; then
	exec fvwm
else
	exec twm
fi
-------->8 end -------->8 end -------->8 end -------->8 end -------->8


3.3. ~/.fvwmrcの例

-------->8 begin -------->8 begin -------->8 begin -------->8 begin
# TP530CS用~/.fvwmrcの設定例
# @(#)$Id: 530deLinux.sgml,v 1.6 2002/10/03 11:42:44 mdk Exp $

# Unfortunately, order does matter in this file
# The correct order for inserting configurations is:
# 1. Colors
# 2. Assorted configuration paramters such as ClickToFocus, or MWMBorders
# 3. Path setup (ModulePath, PixmapPath, IconPath)
# 4. Style settings, including the default style Style "*" ...
# 5. InitFunction and ResetFunction definitions.
# 6. Other Functions. Functions cannot be forward referenced from
#	other functions, but they can be backward referenced.
# 7. Menus definitions. Same caveats about forward referencing
# 8. Key and Mouse Bindings.
# 9. Module options.

# The order of steps 5, 6, and 7 is not critical, as long as there are
# no forward references to functions or menus.

# If you get it wrong, the most common problem is that color or font settings
# are ignored

###########################################################################
# set up the colors
#
# OK some people like bright clear colors on their window decorations.
# These people, I guess would mostly be from nice sunny/good weather places
# line California.
#
# StdForeColor 		Black
# StdBackColor		LightSkyBlue
# HiForeColor 		yellow
# HiBackColor		PeachPuff1
# PagerBackColor	BlanchedAlmond

# Me, I'm from Upstate New York, and live in New Hampshire, so I prefer
# these dark muddy colors...

StdForeColor            Wheat
StdBackColor            DimGrey

# this is used for the selected window
HiForeColor 		Wheat
HiBackColor 		SlateBlue4

#PagerBackColor		#5c54c0
#PagerForeColor		orchid

StickyForeColor		Black
StickyBackColor		#60c0a0

# Menu colors
MenuForeColor           Wheat
MenuBackColor           DimGrey
MenuStippleColor        SlateGrey

############################################################################
# Now the fonts - one for menus, another for window titles, another for icons
#Font			-adobe-helvetica-medium-r-*-*-12-*-*-*-*-*-*-*
#Font			-*-times-medium-i-*-*-*-120-*-*-*-*-*-*
#WindowFont		-adobe-helvetica-bold-r-*-*-12-*-*-*-*-*-*-*
#IconFont		-adobe-helvetica-medium-r-*-*-11-*-*-*-*-*-*-*
#IconFont		fixed

Font                    lucidasanstypewriter-12
WindowFont              lucidasanstypewriter-12
IconFont                lucidasanstypewriter-12

###########################################################################
# Set up the major operating modes
#
########################      FOCUS STUFF     ##############################
# Set windows to auto-raise after 750 milliseconds if you like it.
# Autoraise can sometimes obscure pop-up windows. Performance is now
# similar to olvwm's auto-raise feature.
#AutoRaise 750

# Normally, we'll be in focus-follows mouse mode, but uncomment this 
# for mwm-style click-to-focus
#ClickToFocus

########################      ICON STUFF     ##############################
# Auto Place Icons is a nice feature....
# This creates two icon boxes, one on the left side, then one on the
# bottom. Leaves room in the upper left for my clock and xbiff,
# room on the bottom for the Pager.
#IconBox -150 90 -5 -140
#IconBox 5 -140 -140 -5
#*#IconBox -70 1 -1 -140

# If you uncomment this, and make sure that the WindowList is bound to
# something, it works pretty much like an icon manager.
#SuppressIcons

# StubbornIcons makes icons de-iconify into their original position on the
# desktop, instead of on the current page.
#StubbornIcons

# With AutoPlacement, icons will normally place themselves underneath active
# windows. This option changes that.
#StubbornIconPlacement

# If you want ALL you icons to follow you around the desktop (Sticky), try
# this
#StickyIcons

########################      MWM EMULATION     #######################
#
# My feeling is that everyone should use MWMDecorHints and MWMFunctionHints,
# since some applications depend on having the window manager respect them

# MWMFunction hints parses the function information in the MOTIF_WM_HINTS
# property, and prohibits use of these functions on the window. Appropriate
# portions of the window decorations are removed.
MWMFunctionHints

# MWM is kinda picky about what can be done to transients, and it was keeping
# me from iconifying some windows that I like to iconify, so here's an
# over-ride that will allow me to do the operation, even tough the menu
# item is shaded out.
MWMHintOverride

# MWMDecor hints parses the decoration information in the MOTIF_WM_HINTS
# property, and removes these decoratons from the window. This does not affect
# the functions that can be performed via the menus.
MWMDecorHints

# These are affect minor aspects for the look-and-feel.
# Sub-menus placement mwm-style?
# MWMMenus
# mwm-style border reliefs (less deep than default fvwm) ?
# MWMBorders
# Maximize button does mwm-inversion thingy
# MWMButtons
########################      MISCELLANEOUS STUFF     #######################
# If you don't like the default 150 msec click delay for the complex functions
# change this and uncomment it.
# ClickTime 150

# OpaqueMove has a number (N) attached to it (default 5).
# if the window occupies less than N% of the screen, 
# then opaque move is used. 0 <= N <= 100
# OpaqueMove 100

# flip by whole pages on the edge of the screen.
EdgeScroll 100 100

# A modest delay before flipping pages seems to be nice...
# I thresh in a 50 pixel Move-resistance too, just so people
# can try it out.
#*#EdgeResistance 250 50
EdgeResistance 2500 50


########################      WINDOW PLACEMENT     #######################
# RandomPlacement prevents user interaction while placing windows:
RandomPlacement

# SmartPlacement makes new windows pop-up in blank regions of screen 
# if possible, or falls back to random or interactive placement.
SmartPlacement

# With SmartPlacement, windows will normally place themselves over icons. 
# Uncomment this to change that.
#StubbornPlacement

# NoPPosition instructs fvwm to ignore the PPosition field in window 
# geometry hints. Emacs annoyingly sets PPosition to (0,0)!
NoPPosition


########################      DECORATIONS     #######################
# If you want decorated transient windows, uncomment this:
#DecorateTransients


###########################################################################
# Set up the virtual desktop and pager

#set the desk top size in units of physical screen size
DeskTopSize 2x2

# and the reduction scale used for the panner/pager
DeskTopScale 32

##########################################################################
# Module path and paths to the icons
#
# ModulePath is a colon-separated list, just like regular unix PATH
ModulePath /usr/lib/X11/fvwm
PixmapPath /usr/include/X11/pixmaps:/usr/include/X11/bitmaps
IconPath   /usr/include/X11/pixmaps:/usr/include/X11/bitmaps

############################################################################
# Set the decoration styles and window options
# Order is important!!!!
# If compatible styles are set for a single window in multiple Style
# commands, then the styles are ORed together. If conflicting styles
# are set, the last one specified is used.

# These commands should command before any menus or functions are defined,
# and before the internal pager is started.

# change the default width.
Style "xeyes"      NoTitle, NoHandles, Sticky, WindowListSkip
Style "*" BorderWidth 5, HandleWidth 5, Icon unknown1.xpm

Style "Fvwm*"      NoTitle, NoHandles, Sticky, WindowListSkip, BorderWidth 0
Style "Fvwm Pager" StaysOnTop
Style "FvwmPager"  StaysOnTop
Style "FvwmBanner" StaysOnTop
Style "GoodStuff"  NoTitle, NoHandles, Sticky, WindowListSkip, BorderWidth 0, CirculateSkip
Style "*lock"      NoTitle, NoHandles, Sticky, WindowListSkip, BorderWidth 0, CirculateSkip
Style "xbiff"      NoTitle, NoHandles, Sticky, WindowListSkip, BorderWidth 0, CirculateSkip
Style "Maker"      StartsOnDesk 1
Style "matlab"     StartsOnDesk 3
Style "signal"     StartsOnDesk 3 
Style "rxvt"       Icon  term.xpm
Style "xterm"      Icon xterm.xpm
Style "Console"    Icon xterm.xpm
Style "xterm_color" Icon xterm.xpm
Style "kterm"      Icon kterm.xpm
Style "pxvt"      Icon kterm.xpm
Style "Appointment" Icon datebook.xpm, NoButton 2, NoButton 4
Style "xcalc"      Icon xcalc.xpm, NoButton 2
Style "xbiff"      Icon mail1.xpm, NoButton 2
Style "xmh"        Icon mail1.xpm, StartsOnDesk 2, NoButton 2
Style "xman"	   Icon xman.xpm
Style "xvgr"	   Icon graphs.xpm
Style "matlab"	   Icon math4.xpm
Style "xmag"	   Icon mag_glass.xpm
Style "xgraph"	   Icon graphs.xpm
Style "GoodStuff"  Icon toolbox.xpm

# Change the Maximize and iconify buttons to up and down triangles.

#ButtonStyle : 2 4 50x35@1 65x65@0 35x65@0 50x35@1
#ButtonStyle : 4 4 50x65@1 35x35@1 65x35@1 50x65@0

ButtonStyle 2 20x20
ButtonStyle 4 50x50

#############################################################################

# Stuff to do at start-up

Function "InitFunction"
#	Module	"I"	FvwmBanner
#	Exec	"I"	xpmroot /usr/include/X11/pixmaps/fvwm.xpm &
	Module	"I"	GoodStuff
	Exec	"I"	exec kterm -fn r14 -fk k14 -geometry 80x32 &
	Wait	"I"	kterm
#	Wait	"I"	xterm
#	Desk	"I"	0 2
#	Exec	"I"	exec xterm -geometry +0+0 &
#	Wait	"I"	xterm
#	Module	"I"	FvwmPager 0 0
	Desk 	"I"	0 0
EndFunction

Function "RestartFunction"
#	Exec	"I"	xsetroot -solid "#266294"
	Module	"I"	GoodStuff
#	Module	"I"	FvwmPager 0 0
EndFunction


############################################################################
# Now define some handy complex functions

# This one moves and then raises the window if you drag the mouse,
# only raises the window if you click,  or does a RaiseLower if you double 
# click
Function "Move-or-Raise"
	Move 		"Motion"
	Raise		"Click"
EndFunction

# This one maximizes vertically if you click (leaving room for the GoodStuff bar at the
# bottom, or does a full maximization if you double click, or a true full vertical 
# maximization if you just hold the mouse button down.
Function "maximize_func"
	Maximize	"Motion" 0 100
	Maximize	"Click" 0 80
	Maximize	"DoubleClick" 100 100
EndFunction


# This one moves and then lowers the window if you drag the mouse,
# only lowers the window if you click,  or does a RaiseLower if you double 
# click
Function "Move-or-Lower"
	Move 		"Motion"
	Lower		"Motion"
	Lower		"Click"
	RaiseLower	"DoubleClick"
EndFunction

# This one moves or (de)iconifies:
Function "Move-or-Iconify"
	Move 		"Motion"
	Iconify		"Click"
EndFunction

# This one resizes and then raises the window if you drag the mouse,
# only raises the window if you click,  or does a RaiseLower if you double 
# click
Function "Resize-or-Raise"
	Resize 		"Motion"
	Raise		"Motion"
	Raise		"Click"
	RaiseLower	"DoubleClick"
EndFunction


# This is provided as a hint only.
# Move to a known page on the desktop, then start an application in a 
# known location. Could also switch to a known desktop, I guess
#Function "abs_coord"
#	GoToPage "Immediate"	1,1
#	Exec	"Immediate"	exec xcalc -geometry +100+100&
#EndFunction


##############################################################################
#now define the menus - defer bindings until later

# This menu is invoked as a sub-menu - it allows you to quit,
# restart, or switch to another WM.
Popup "Quit-Verify"
	Title	"Really Quit Fvwm?"
	Quit	"Yes, Really Quit"
	Restart "Restart Fvwm"	fvwm
	Restart "Start twm" 	twm
	Restart "Start tvtwm" 	tvtwm
	Restart "Start mwm" 	mwm
	Restart "Start olwm" 	/usr/openwin/bin/olwm
	Nop	""
	Nop	"No, Don't Quit"
EndPopup

# Provides a list of modules to fire off
Popup "Module-Popup"
	Title	"Modules"
	Module	"GoodStuff"	GoodStuff
	Module	"Clean-Up"	FvwmClean
	Module	"Identify"	FvwmIdent
	Module  "SaveDesktop"   FvwmSave
	Module	"Debug"		FvwmDebug
	Module  "Pager"         FvwmPager 0 0
	Module  "FvwmWinList"   FvwmWinList
EndPopup

# This menu will fire up some very common utilities
Popup "Utilities"
	Title 	"Utilities"
	Exec    "Kterm"		exec kterm -fn r14 -fk k14 -geometry 80x32 &
	Exec    "pxvt"		exec pxvt -fn rk14 -fk k14 -km eucj &
	Exec    "Xterm"		exec xterm -e bash &
	Exec	"Color Xterm"	exec xterm_color &
	Exec    "RHS Control Panel"     exec control-panel &
	Exec    "Rxvt"		exec rxvt &
	Exec    "Top"		exec xterm -T Top -n Top -e top &
	Exec	"Calculator"	exec xcalc &
	Exec	"Xman"		exec xman &
	Exec	"Xmag"		exec xmag &
	Nop	""
	Popup	"Modules"	Module-Popup
	Nop	""
        Restart "Restart Fvwm"  fvwm
	Popup	"Exit Fvwm"	Quit-Verify
EndPopup

# This defines the most common window operations
Popup "Window Ops"
	Title		"Window Ops"
	Function	"Move" 		Move-or-Raise
	Function 	"Resize" 	Resize-or-Raise
	Raise   	"Raise"
	Lower   	"Lower"
	Iconify 	"(De)Iconify" 
	Stick		"(Un)Stick"
	Function 	"(Un)Maximize"	maximize_func
	Nop     	""
	Destroy 	"Destroy"
	Close	  	"Close"
	Nop		""
	Refresh		"Refresh Screen"
EndPopup

# A trimmed down version of "Window Ops", good for binding to decorations
Popup "Window Ops2"
	Function 	"Move"		Move-or-Raise
	Function  	"Resize" 	Resize-or-Raise
	Raise   	"Raise"
	Lower   	"Lower"
	Iconify 	"Iconify"
	Stick		"(Un)Stick"
	Nop     	""
	Destroy 	"Destroy"
	Close	  	"Close"
	Nop 		""
	Module		"ScrollBar" 	FvwmScroll 2 2
EndPopup

#############################################################################
# One more complex function - couldn't be defined earlier because it used 
# pop-up menus
#
# This creates a motif-ish sticky menu for the title-bar window-ops
# pop-up
# Menu acts like normal twm menu if you just hold the button down,
# but if you click instead, the menu stays up, motif style
Function "window_ops_func"
	PopUp 	"Click"		Window Ops2
	PopUp	"Motion"	Window Ops2
# Motif would add:
# I'll add it too, it can be mighty handy.
	Close  "DoubleClick"  
EndFunction


##############################################################################
# This defines the mouse bindings

# First, for the mouse in the root window
# Button 1 gives the Utilities menu
# Button 2 gives the Window Ops menu
# Button 3 gives the WindowList (like TwmWindows)
# I use the AnyModifier (A) option for the modifier field, so you can hold down
# any shift-control-whatever combination you want!

#     Button	Context Modifi 	Function
Mouse 1		R   	A       PopUp "Utilities"
Mouse 2		R    	A      	PopUp "Window Ops"
Mouse 3		R    	A      	Module "winlist" FvwmWinList transient



# Now the title bar buttons
# Any button in the left title-bar button gives the window ops menu
# Any button in the right title-bar button Iconifies the window
# Any button in the rightmost title-bar button maximizes
# Note the use of "Mouse 0" for AnyButton.

#     Button	Context Modifi 	Function
#Mouse 0		1    	A      	Function "window_ops_func"
#Mouse 0		2    	A     	Function "maximize_func"
#Mouse 0		4    	A     	Iconify
Mouse 0         1       A       Function "window_ops_func"
Mouse 1         2       A       Iconify
Mouse 3         2       A       Destroy
Mouse 1         4       A       Maximize 0 100
Mouse 3         4       A       Maximize 100 100

# Now the rest of the frame
# Here I invoke my complex functions for Move-or-lower, Move-or-raise,
# and Resize-or-Raise. 
# Button 1 in the corner pieces, with any modifiers, gives resize or raise
#Mouse 1		F	A	Function "Resize-or-Raise"
Mouse 1         FS      A       Resize
# Button 1 in the title, sides, or icon, w/ any modifiers, gives move or raise
#Mouse 1		TS	A	Function "Move-or-Raise"
Mouse 1         T       A       Function "Move-or-Raise"

# Button 1 in an icons gives move for a drag, de-iconify for a double-click,
# nothing for a single click
# Button 2 in an icon, w/ any modifiers, gives de-iconify

Mouse 1		I	A	Function "Move-or-Iconify"
Mouse 2		I	A	Iconify

# Button 2 in the corners, sides, or title-bar gives the window ops menu
Mouse 2		FST	A	Function "window_ops_func"
# Button 3 anywhere in the decoration (except the title-bar buttons)
# does a raise-lower
Mouse 3		TSIF	A	RaiseLower

# Button 3 in the window, with the Modifier-1 key (usually alt or diamond)
# gives Raise-Lower. Used to use control here, but that interferes with xterm
#Mouse 3         W       M       RaiseLower
Mouse 1         W       M       RaiseLower
Mouse 2         W       M       Move
Mouse 3         W       M       Resize

############################################################################
# Now some keyboard shortcuts.

# Arrow Keys
# press arrow + control anywhere, and scroll by 1 page
#Key Left	A	C	Scroll -100 0
#Key Right	A	C	Scroll +100 +0
#Key Up		A	C	Scroll +0   -100
#Key Down	A	C	Scroll +0   +100

# press arrow + meta key, and scroll by 1/10 of a page
#Key Left	A	M	Scroll -10 +0
#Key Right	A	M	Scroll +10 +0
#Key Up		A	M	Scroll +0   -10
#Key Down	A	M	Scroll +0   +10

# press shift arrow + control anywhere, and move the pointer by 1% of a page
#Key Left	A	SC	CursorMove -1 0
#Key Right	A	SC	CursorMove +1 +0
#Key Up		A	SC	CursorMove +0   -1
#Key Down	A	SC	CursorMove +0   +1

# press shift arrow + meta key, and move the pointer by 1/10 of a page
#Key Left	A	SM	CursorMove -10 +0
#Key Right	A	SM	CursorMove +10 +0
#Key Up		A	SM	CursorMove +0   -10
#Key Down	A	SM	CursorMove +0   +10

# Keyboard accelerators
#Key F1		A	M	CirculateUp
#Key F1		A	M	Popup "Utilities"
#Key F2		A	M	Popup "Window Ops"
#Key F3		A	M	Module "WindowList" FvwmWinList 
#Key F4		A	M	Iconify
#Key F5		A	M	Move
#Key F6		A	M	Resize
#Key F7		A	M	CirculateUp
#Key F8		A	M	CirculateDown

#Page Up/Dapge Down keys are used to scroll by one desktop page
# in any context, press page up/down + control
# in root context, just pressing page up/down is OK
# 
# I prefer the non-wrapping scroll. These are for example purposes only
#Key Next	A       C       Scroll 100000 0
#Key Next	R       N       Scroll 100000 0  
#Key Prior	A       C       Scroll -100000 0
#Key Prior	R       N       Scroll -100000 0


############################################################################
############################################################################
#Definitions used by the modules

###################### GoodStuff button-bar ################################
# Colors
*GoodStuffFore Orchid
*GoodStuffBack Grey20

# Font
#*#*GoodStuffFont -adobe-helvetica-bold-r-*-*-16-*-*-*-*-*-*-*
*GoodStuffFont -adobe-helvetica-bold-r-*-*-10-*-*-*-*-*-*-*
# Geometry - really likes to pick its own size, but giving a position is OK
*GoodStuffGeometry +1-1

# Layout: specify rows or columns, not both
*GoodStuffColumns 1

# xterm or rxvts on remote machines can be done like this
# Output re-direction is csh style, not sh style
# You will want to substitute your own hosts here!

# *GoodStuff Dopey   rterm.xpm   Exec "" rsh dopey "exec xterm -T dopey -display $HOSTDISPLAY </dev/null >&/dev/null & "&
# *GoodStuff Grumpy  rterm.xpm   Exec "" rsh grumpy "exec xterm -T grumpy -display $HOSTDISPLAY </dev/null >&/dev/null & "&
# *GoodStuff Snoopy  rterm.xpm   Exec "" rsh snoopy "exec xterm -T snoopy -display $HOSTDISPLAY </dev/null >&/dev/null & "&
# *GoodStuff mail    mail2.xpm   Exec "" xmh &

#############################################################################
# ここに追加する
#############################################################################
*GoodStuff kterm   xterm.xpm   Exec "kterm" kterm -fn r14 -fk k14 -geometry 80x32 &
*GoodStuff netscape xterm.xpm Exec "netscape" netscape &

# Define the buttons to use.....
*GoodStuff XEyes   -    Swallow "xeyes" xeyes -bg Grey20 -center pink -geometry -1500-1500 &
*GoodStuff Kill    rbomb.xpm    Destroy
#*#*GoodStuff xclock  clock.xpm   Swallow "clock" xclock -bg Grey20 -fg Orchid -hd Orchid -hl Orchid -geometry -1500-1500 -padding 0 &
*GoodStuff xclock  -   Swallow "xclock" xclock -bg Grey20 -fg Orchid -hd Orchid -hl Orchid -geometry -1500-1500 -padding 0 &
#*#*GoodStuff xbiff   mail1.xpm   Swallow "xbiff" xbiff -bg Grey20 -fg Orchid -geometry -1500-1500 &


# *GoodStuff Paging  clamp.xpm   TogglePage
# *GoodStuff -  clock.xpm   Swallow "xclock" xclock -bg \#908090 -geometry -1500-1500 -padding 0
*GoodStuff(1x1) - whatever SwallowModule "FvwmPager" FvwmPager 0 0 -geomrtry -1500-1500


######################### No Clutter ########################################
# I only wrote NoClutter as a simple test case, but maybe some big sites like
# universities really have usage problems (too many open windows)....
# Time delays are in seconds.
*FvwmNoClutter 3600 Iconify 1
*FvwmNoClutter 86400 Delete
*FvwmNoCLutter 172800 Destroy

########################## Window-Identifier ###############################
# Just choose colors and a fonts
*FvwmIdentBack MidnightBlue
*FvwmIdentFore Yellow
*FvwmIdentFont -adobe-helvetica-medium-r-*-*-12-*-*-*-*-*-*-*

########################### Pager #########################################
#*#*FvwmPagerBack Black
*FvwmPagerBack Gray20
*FvwmPagerFore Orchid
*FvwmPagerFont -adobe-helvetica-bold-r-*-*-10-*-*-*-*-*-*-*
*FvwmPagerHilight Black
#*#*FvwmPagerGeometry +1-1
*FvwmPagerLabel 0 megu
#*FvwmPagerLabel 1 haru
#*FvwmPagerLabel 2 cauchy
#*FvwmPagerLabel 3 ss-net
#*#*FvwmPagerLabel 4 misc
*FvwmPagerSmallFont 5x8


##########################FvwmWinList##################################
*FvwmWinListBack #908090
*FvwmWinListFore Black
*FvwmWinListFont -adobe-helvetica-bold-r-*-*-10-*-*-*-*-*-*-*
*FvwmWinListAction Click1 Iconify -1,Focus
*FvwmWinListAction Click2 Iconify
*FvwmWinListAction Click3 Module "FvwmIdent" FvwmIdent
*FvwmWinListUseSkipList
*FvwmWinListGeometry +0-1
-------->8 end -------->8 end -------->8 end -------->8 end -------->8

							(やまだ てつやす)