5.22. Gettext-0.18.1.1

Gettext パッケージは国際化を行うユーティリティを提供します。 各種プログラムに対して NLS (Native Language Support) を含めてコンパイルすることができます。 つまり各言語による出力メッセージが得られることになります。

概算ビルド時間: 0.6 SBU
必要ディスク容量: 101 MB

5.22.1. Gettext のインストール

ここで構築している一時的なツールに際して、Gettext パッケージからは1つのバイナリをビルドしてインストールするだけで十分です。

本パッケージと Glibc-2.16.0 との互換性がないため、これを修正します。

sed -i -e '/gets is a/d' gettext-*/*/stdio.in.h

Gettext をコンパイルするための準備をします。

cd gettext-tools
EMACS="no" ./configure --prefix=/tools --disable-shared

configure オプションの意味:

EMACS="no"

特定のホストにて configure スクリプトが Emacs Lisp ファイルを見出せずにハングすることがあるため、これを回避します。

--disable-shared

Gettext の共有ライブラリはこの時点では必要でないため、それらをビルドしないようにします。

パッケージをコンパイルします。

make -C gnulib-lib
make -C src msgfmt

1つのバイナリしかコンパイルしなかったため、その他のライブラリをコンパイルしない限り、テストスイートを成功させることはできません。 したがってテストスイートをこの段階で実行することはお勧めしません。

msgfmt プログラムをインストールします。

cp -v src/msgfmt /tools/bin

本パッケージの詳細は 6.44.2.「Gettext の構成」を参照してください。