4.1. $LFSについて

本書の中では環境変数 LFS を利用していきます。 この変数は常に定義しておくことが必要です。 これは LFS パーティションとして選んだマウントポイントを定義します。 変数 LFS が適切に定義できているかどうかは、以下を実行すれば確認できます。

echo $LFS

上の出力結果が LFS パーティションのマウントポイントであることを確認してください。 本書に示す例に従っている場合は /mnt/lfs が表示されるはずです。 出力が正しくない場合は、以下のようにして変数をセットします。

export LFS=/mnt/lfs

上のように変数を定義しておくと、例えば mkdir $LFS/tools といったコマンドを、この通りに入力することで実行できるので便利です。 これが実行されると、シェルが「$LFS」を「/mnt/lfs」に (あるいは変数にセットされている別のディレクトリに) 置換して処理してくれます。

$LFS が常にセットされていることを忘れずに確認してください。 特に、別ユーザーでログインし直した場合 (su コマンドによって root ユーザーや別のユーザーでログインした場合) には、忘れずに確認してください。